妊娠9か月といえば、妊娠32週から35週頃のこと。いよいよ出産が近づいてきて、妊娠後期の真っ只中。体も心も、そして生活も少しずつ「出産モード」に切り替わっていく時期です。
はじめに
今回は、私自身が妊娠9か月を過ごして感じたこと、体の変化や心の動きなどを記録として残しておこうと思います。これからこの時期を迎える方の参考になれば嬉しいです。
内容
🌸 仕事と産休準備
この時期は、いよいよ産休に入るタイミング。職場では引継ぎ業務に追われつつ、菓子折りを用意したりと、ちょっとした気遣いも必要でした。でも、心の中では「あと何日で休める…!」とカウントダウンが始まり、産休が待ち遠しくて仕方なかったのも事実。
🤰 逆子との向き合い方
私の場合、妊娠9か月に入っても逆子が治っておらず…。産休に入ったら、体調を見ながら逆子体操をしようと考えていました。
ただ、いろいろ調べてみると、赤ちゃんが動きやすいのはもっと早い時期だったようで、「もっと早く始めていれば…」と少し後悔。でも、34週の検診で逆子が治っていることが分かり、心底ホッとしました。
病院からは「逆子のままだと帝王切開になる」と言われていたので、できれば避けたいと思っていたんです。第1子を経腟分娩で出産した経験もあり、今回も同じ方法がいいなと願っていました。
⚡ おなかの張りと過ごし方
この時期に悩まされたのが、おなかの張り。私の場合は「パンパンに張る」というよりも、「きゅっと縮むような張り」で、張ると赤ちゃんの形がよりはっきり分かるような感覚でした。
病院で相談したところ、長く続かず、横になれば収まるなら問題ないとのこと。子宮頚管の長さも約4センチあり、特に安静指示は出ませんでした。
とはいえ、心配もあったので、家事は連続して行わず、立ち仕事も小刻みに。いつもより少し抑え気味の生活を心がけていました。
🌀 体の変化と不調
妊娠9か月に入ると、体の重さを実感するようになりました。階段の上り下りでは息切れがして、たくさん食べた後には胃が圧迫されて呼吸が苦しくなることも。
また、疲れやすさや眠気も普段より強く感じていて、「ちょっと動いただけでぐったり…」という日もありました。
咳やくしゃみをしたときには、尿漏れもあり…。おりものシートをつけて、こまめに取り換えることで対処していました。
💡 チャレンジしてよかったこと:ガスケアアプローチ
この時期にチャレンジしてよかったと思うのが、病院内で行っていた「ガスケアアプローチ」。骨盤底筋を意識した呼吸法や姿勢の取り方など、出産に向けての準備としてとても有意義な時間でした。
呼吸法を取り入れたことで、お腹の張りが軽減されたり、尿漏れ予防にもつながったのは嬉しい効果。感覚としては、おへその位置が上がって、自分の腹筋で赤ちゃんを支える力がついてきた感じ。これによって、赤ちゃんも過ごしやすいおなかになるみたいです。
📝 注意点として、ガスケアアプローチは切迫流早産などのリスクがある場合には実施できません。ご自身の体調を見ながら、必ず主治医と相談の上で取り入れてくださいね。
🧸 赤ちゃんの成長と私の体重
臨月も間近。37週から「正期産」と言われるけれど、私が35週5日目の検診で聞いたところ、赤ちゃんの推定体重は2200グラム。出産時には3000グラムくらいになるイメージだったので、「ちょっと小さめかな?」と心配になって先生に聞いてみました。
でも、成長曲線内に入っているとのことで、特に問題はないそう。これからどんどん大きくなっていくみたいです。
ちなみに、私自身の体重はこの時点で妊娠前から約10キロ増。2週間で1キロ増えていて、「ちょっと増えすぎかな…?」と気になるところではありましたが、まあ自分でよしとしていました。
まとめ
妊娠9か月は、赤ちゃんとの距離がぐっと近づく時期。体の変化に戸惑いながらも、少しずつ「母になる準備」が整っていく感覚がありました。焦らず、無理せず、自分のペースで過ごしていきたいですね。


