はじめに
第二子の妊娠がわかったとき、正直なところ、上の子がどんな反応をするのか少し不安でした。3歳差という年齢は、まだまだ甘えたい時期。でも、赤ちゃんの存在をどう受け止めるのか、興味深くもありました。
内容
お腹がふくらみ始めたころの、かわいい勘違い
妊娠初期、お腹が目立たない頃は、本人も赤ちゃんの存在を認識しているのかしていないのか…。それでも、自分のお腹をさすって「ここに赤ちゃんいるの」と言っていたのは微笑ましい思い出です。
実は妊娠前、便秘がちだった娘のお腹を「うんちがたまってるね〜」とよく言っていたせいか、私のお腹にも「ウンチがある」と言ってきたことも(笑)。そんなやりとりも、今では懐かしく感じます。
「ママのお腹に赤ちゃんいるの!」と紹介するように
お腹が少しずつ大きくなってくると、娘も「ママのお腹に赤ちゃんいる」と祖父母に紹介するようになりました。その姿は、まるで小さな広報担当。誇らしげに話す様子に、私も嬉しくなったものです。
妊娠9か月、はっきりと始まった赤ちゃん返り
一番大きな変化があったのは、妊娠9か月頃。娘は3歳5か月になっていました。
突然、「ばぶばぶ」と言いながら甘えてきたり、家の中をハイハイで移動したり。「ばぶちゃん二人」と言って、自分も赤ちゃんであることをアピールするようになりました。
夜寝る前には、私の胸を指して「おっぱいちょうだい」とせがむことも。赤ちゃん返りって、生まれてから始まるものだと思っていたけれど、妊娠中から始まるんだなぁ…と実感しました。
不安と楽しみの間で揺れる気持ち
そんな赤ちゃん返りも、娘なりの不安の表れ。だからこそ、できるだけその気持ちを受け止めるようにしています。
不思議なのは、赤ちゃん返りをしながらも、赤ちゃんのおむつ替えや着替えを手伝うのを楽しみにしていること。きっと、心の中で「お姉ちゃんになりたい気持ち」と「まだ甘えたい気持ち」がせめぎ合っているんだろうな…と感じています。
「ばぶばぶ」は、家族だけのときに言うようにしていて、外では私がちょっぴり恥ずかしいと伝えていました。そのためか、子どもが外で「ばぶばぶ」を発したときに「違った!」と自分で訂正する姿も。成長してるなぁと、しみじみ思います。
まとめ
他のママたちに聞いてみると、「赤ちゃんの世話をしながら、上の子の赤ちゃん返りに対応するのは本当に大変だった」という声もあれば、「うちはまったく赤ちゃん返りなかったよ」という声も。ほんとうに、子どもによってさまざまなんだなぁと実感しています。
赤ちゃん返りは、上の子の心の揺れを感じる貴重な時間。大変なこともあるけれど、今しか見られない姿だと思うと、愛おしさが増しますね。


